―なんでも自分でまず話してみる
いわゆる英会話では、話す時の雰囲気の楽しさが大事ですね。例えば私が話してる日本語をくり返し言ってください。それは今風に言うと「幅がないですね」っていうのを「幅ないっすね」と言うと「Have a nice day.」に聞こえるんです。それから、「掘った芋いじるな」って言うと「What time is it now?」に聞こえる。そういうのになんでも自分でまず話してみる。そうすると表現の違い、日本語にはない感覚でやっぱり表現の面白さというのがよく分かります。日本人が苦手だというのは、まず聞く時、いろんなことを聞いた時に、質問されて返事をすると、返事をする時にあいうえお50音で発音するから話が通じないんですよ。だから全部アルファベットの正確な発音「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ」を正しい発音で話せば、なんていうかちゃんと発音できるように顔の筋肉自体が英会話を発音しやすいように声の質が変わってくるんです。
―大きな声でゆっくりと話す
例えばレストランで「何がいいですか?」、「サーモン料理ね、これがいいですか?」といったら、「Do you like salmon?」と言ったら「Yes, I like salmon.」と言うと、「サーモン」と言うと話が通じなんですね。「サーモン」じゃなくて「salmon」、Rの発音ですね。Salmon.だからそのように言うという発音の練習をするんです。これはまずね、大人だったらなんでも自分の好きな飲み物を飲んで、楽しい雰囲気でもって大きな声でゆっくりと話す、そうすると一つ一つ耳が慣れていって、どのような発音で言ったらいいかというのがよくわかる。長い文章を言わないで短く言うんですよ。
―英語表現の面白いところ
誰かが「Can you come here?」って聞いたら絶対言っちゃいけないのは「Yes, I go.」って言っちゃだめなんです。「Yes, I go.」というのは「どっか行っちゃうよ」という意味で、だから「Can you come here?」と聞かれた時は「Yes, I come.」。必ず「come」で答える。それが英語表現の面白いところでしょう。
それから「Can you finish try it i ordered business?」と言った時、「俺が頼んだ仕事は今夜できるか」と言った、そういう時は、日本人がよく聞いてる英語表現で「maybe.」、これ言ったら彼らは怒るんです。「maybe」というのは「さあね」という意味で、本当だったら「Yes, I will.」、「私はできるだろう」という意味で。そのような違いがあるんです。
―実際に会話する時にいろんな表現が入ってくる
だから学校で学んだ英会話、例えば「Thank you very mach.」、それから「Thanks a lot.」、「Thank you so much.」、「I appreciate.」、「impressive.」、今一瞬他のこと言いました。この中で「ありがとう」という意味はどれでしょうかと聞いたら実は全部「ありがとう」なんです。だから学校で習った表現、それも基本的にはいいんだけど、実際に会話する時にこのような時はこのようなことを言うんだよっていうかそれを覚えていれば、いろんな彼の言ってることが耳慣れしてくる、耳に入ってくる感じです。
面白いのは日本語で「ところで」、英語では「by the way.」、なんで「by the way」というと、「way」というのは道なんです。だから話の本筋があって、その話の本論に関係して別の話だよって意味なので、だから自分の話の本論、話の本筋の近くにある別の話なんだよという意味で「by」というのは「~の近くに」、それで「by the way」、だから「ところで」という意味になるんですね。
―なんでもいいから話す習慣を身に付ける
英会話と日本語を比べた場合、日本語の方が難しいです。なぜかというと、英語でまず学びたいと思ったらとにかくまずでかい声でいいからゆっくりと話す、はっきりと話す。そして麻雀のできる人ほど英会話は上達するんです。なぜかというと、英会話というのはいくつかの単語を組み合わせている、でも決まったパターンがあって、この語順で言わないと通じないんですね。配列もこれだけなので、だから麻雀というのは最初に頭が2つあって、いろんなパイがありますね。これは役で上がりっていうか、それと全く同じ理屈なので、それさえいくつかのパターンを理解すれば基本的に英会話というのはできるようになるんです。
それはなんでもいいから話すというか、その習慣さえ身に付ければ、あとは全然行かないと英会話できない。でも彼らは遠いとこから来ている。だからなんでもいいから話しかけて、ユーモアも含めて話しかければ自然と言葉が出るようになる。ただし、黙っていたら彼らも黙っている。何も語りかけてはくれない。だから英会話というのは、基本の英会話も含めてしっかりと身につけたら200億人と話せるようになる。英会話の力です。だからありとあらゆるところでいろんな人生が開ける。それがいわゆる語学力の素晴らしさと思うのです。
―英会話を学んで身につけたい人が主役
英語で言うと「Open sesami.」って言ったとしたらみんな笑うんです。なぜかかというと、日本語で言うと「Open sesami.」は「開けゴマ」という意味だから。だからせっかく覚えた英会話の授業だったら、忘れることなく自信もって自分で言えば、それがコミュニケーションとなって彼らと話すことができる。だから彼らの話わからないんだったらわかるまで言う。そうすれば、自分で自分の語学力を成長させることができる。その機会はいくらでもあるんです。
「I can do it.」、「俺にはできる」、だからそれを信じて、「believe」、それから「trust」、「believe」というのは「それが本当だと信じる」という言葉なんです。それから「trust」、これは「信頼する」、だから「trust me.」だったら「信用して」、「beleieve me.」だったら「俺ほんとのこと言ってるんだ、信用して」というような意味になって、で「Nice to meet you.」、「お会いしてよかった」、それほんとに「お会いできてよかった」、「Nice to meet you.」であれば次に何を言ったらいいか、これは次のセリフ。英会話というのはいつも英語の先生が主役じゃなくて、英会話を学んで身につけたいなという人が主役なんです。
―英会話を学ぶことは人生のパスポートを得ることと同じ
昔アメリカである年配の人と子どもが「ねえお父さん、公園に連れて行ってよ」と言われ公園に行った。だけど子どもが遊んでいる時にその大人の人はずっと子どもが遊び終わるのを待ってなきゃならない。だけど将来は大人と子どもが一緒に遊べる環境が必要だなと思って、その人は世界中を旅して帰ってきた。これがいいっていうので計画が固まって、アメリカに第一号の大きな公園を作って、その次に韓国に公園を作って、今度は日本にも公園を作った。その人こそ「Walt Disney」です。Walt Disneyが考えてるのは大人も子どもも一緒に楽しめるような時間。そしてアトラクションが古くなるとそれを壊して新しいアトラクションを作る。いわゆる無限大の力、だからこそWalt Disneyが考えてるってことは、英語で言えば「explore」、「challenger」。だから英会話を学ぶってことは人生のパスポートを得ることと同じことなんです。だから自分で自分のことを大きく育てることができる。身振り手振りも含めて。人生楽しくなりますよ(笑)。